村上大介は8位 ジャンプ安定せず「ぐにゃって感じで降りられなかった」
「フィギュアスケート・オータムクラシック」(23日、カナダ・モントリオール)
男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)7位の村上大介(26)=陽進堂=は130・50点で、合計200・59点とし、8位に終わった。優勝はハビエル・フェルナンデス(スペイン)で、フリー177・87点の279・07点。SP首位の羽生結弦(22)=ANA=はジャンプでミスが相次ぎ総合268・24点で2位だった。
村上は冒頭の4回転サルコーで転倒すると、その後もジャンプに安定感を欠いた。先週スケート靴が故障した影響で着氷の際の踏ん張りがきかず。「全部を靴のせいとは言えないけれど、ぐにゃって感じで降りられなかった」と話した。
夏の練習中から4回転の種類増に取り組んでおり、靴の故障以前は好調だったという4回転フリップの導入に前向き。「確率を高めて入れていきたい」と力強かった。靴は拠点に戻り次第、新しいもので調整を進める予定という。