嘉風、闘志あふれる相撲も取り直しの末敗れる

 「大相撲秋場所・14日目」(23日、両国国技館)

 関脇嘉風の闘志あふれる相撲が館内を湧かせた。

 左を差した嘉風が荒鷲に寄って出たところ、相手も投げを打ちながら土俵際でこらえる。土俵に落ちたのは嘉風の右ひじが早く、軍配は荒鷲に上がったが物言いがついた。VTRでも荒鷲の体が飛んでいることが見て取れた。

 約1分間の協議の結果、「体が落ちるのが同時とみて取り直し」との判定が下されると、観客からは大歓声がわき上がった。

 取り直しの一番は嘉風の前に出ようとする勢いを利用した荒鷲が首を抱えて引き落としを決めた。荒鷲が9勝5敗、嘉風は8勝6敗となった。

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