三原舞依SP2位に心境複雑? 自己ベスト6点及ばず…フリーは「ノーミスで」

 「フィギュアスケート・オータムクラシック」(21日、カナダ・モントリオール)

 女子はショートプログラムが行われ、三原舞依(18)=神戸ポートアイランドク=が66・18点で2位発進した。新田谷凜(中京大)は46・83点で9位。

 まずまずの国際大会開幕戦と言ったところだろう。安定感抜群の三原は、転倒など分かりやすいミスのない演技で滑りきり、笑顔全開。しかし最後のジャンプである3回転フリップが不正なエッジ使用の判定を受け、66点台だった。初戦としては決して悪くない点数だが、自身の持つ自己ベストからは約6点マイナス。複雑な表情で得点を見つめた。

 大人な雰囲気の音楽で舞うプログラム「リベルタンゴ」で磨いたステップも、最高レベルの4ではなく3の判定。黒の衣装を身にまとい、かわいらしいイメージからの脱却を図っているが「少しバテてしまった」と悔しそうに話した。

 平昌五輪シーズンの本格的な開幕を彩ることができず「全てをレベルアップさせないといけない」と雪辱を誓った三原。23日のフリーは天使がテーマのプログラム「ガブリエルのオーボエ」だ。「切り替えたい。ノーミスで頑張ります」。昨季大躍進を遂げた18歳が底力を発揮する。

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