羽生、平昌で4回転ルッツを視野 五輪へ4種類目の大技

 【モントリオール共同】フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)が平昌冬季五輪シーズンで新たに4回転ルッツの導入を視野に入れていることが21日、分かった。プログラムに組み込めれば4種類目の4回転ジャンプとなり、ブライアン・オーサー・コーチが「今季の計画に入っている」と語った。今季初戦のオータム・クラシックでは大技を跳ばず、約10日前に疲労の蓄積で右膝を少し痛めたため、右足で踏み切る武器の4回転ループも回避する予定。

 羽生はモントリオールの本番会場で行われた公式練習でフリーに用いる「SEIMEI」を滑ったが、4回転ルッツには挑まなかった。

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