バド奥原、世界女王の貫禄 次は難敵プサルラ戦、名勝負再現に注目

 「バドミントン・ジャパン・オープン」(20日、東京体育館)

 女子シングルス1回戦が行われ、世界選手権金メダルの奥原希望(22)=日本ユニシス=が張雁宜(香港)を2-0で下し、2回戦に進んだ。世界ランク2位の山口茜(再春館製薬所)は第1ゲームを失ったものの2-1で逆転勝ちした。

 世界女王の貫禄を見せた奥原は「すごく緊張した。まだ私らしい試合ではないが、いいときは1回戦から右肩上がりでよくなる。最後までシャトルを追うことを忘れないようにしたい」と汗をぬぐった。

 2回戦の相手は、世界選手権決勝で激闘を繰り広げたシンドゥ・プサルラ(インド)で、前週の韓国オープンでも決勝で対戦し敗れている難敵だ。名勝負再現に注目が集まる中、プサルラは「この対戦を日本の皆さんも強く望んでいたと思う。長い試合になるだろうと思うが、皆さんの前でいい試合をしたい」と笑みを浮かべた。

 三谷美菜津(NTT東日本)とのフルゲームの激闘となった初戦はインド人応援団の大歓声に後押しされて辛勝し、「今日はスタンドにインドの人がたくさん来てくれたのでうれしかった」とプサルラ。13億人の“インドパワー”の後押しを受ける強敵に、ホームゲームの世界女王が立ちはだかる。

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