日本男子、世界1位ブラジルに完敗で2大会連続全敗 中垣内ジャパンに厳しい現実

 「バレーボール・グラチャン、日本0-3ブラジル」(17日、大阪市中央体育館)

 男子の最終日が行われ、世界ランク12位の日本は同1位のブラジルに0-3(17-25、14-25、22-25)のストレート負けし、2大会連続の5戦全敗の最下位6位で全日程を終えた。優勝はブラジルで、4連覇を達成した。

 中垣内監督は「さすがにブラジルはそつがない。付け入る隙を与えてくれなかった」と、悔しさを噛みしめた。

 日本は第1セットからリオ五輪王者のブラジルのパワーと高さ、圧倒的な攻撃力を止めきれず、後手に回った。エース石川祐希(21)が大会途中で右ひざを痛めコートに立てない中、もう1人のエース柳田、今年の新戦力である大竹らを中心に一矢報いようと試みたが、世界王者の壁は厚かった。

 これで13年大会に続いて、2大会連続の5戦全敗で勝ち点0。中垣内監督体制となり1年目の集大成となる大会だったが、進化した姿を見せられず、20年東京五輪に向け、厳しい現実を突きつけられた。

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