元関脇の十両安美錦は3敗目「中途半端な相撲、悔やみきれない」
「大相撲秋場所・8日目」(17日、両国国技館)
元関脇で東十両2枚目の安美錦(38)=伊勢ケ浜=が旭秀鵬(友綱)に押し出しで敗れ、3敗目(5勝)を喫した。立ち合い、1度嫌い2度目で立った。左にかわしたところでもろ手突きをまともに食らい、棒立ちになり土俵外に飛ばされた。
「立ち合いが良くなかった。合わせづらかったね。中途半端な相撲だった。悔やみきれない。『あっ』で終わった。そこからでも反応しないと。しっかり考えてやらないと」と反省しきりだった。
昨年夏場所で左アキレス腱を断裂して途中休場。同名古屋場所も休場して幕内を陥落。十両7場所目で勝ち越せば、幕内帰り咲きも視界に入る。
中日折り返しで白星2つ先行。「まあまあじゃないの。やることをやんなきゃね」と、前だけを向いた。