“一人大関”豪栄道 奇襲の左差しで全勝の阿武咲を止めた

 「大相撲秋場所・6日目」(15日、両国国技館)

 “一人大関”の責務を全うした。豪栄道は立ち合い右で張って左差し。阿武咲が出てきたところで差し手を抜いて左へ動き、最後は押し出しで仕留めた。

 照ノ富士が休場し6日目にして大関が自分一人になった。相手は初日から5連勝と勢いに乗る若手の初顔。どうしても負けられないという気持ちからか、あえて自分得意の右四つを封印しての“奇襲作戦”を成功させた。

 「相手をしっかり止められればと思った。落ち着いて相撲が取れた。大関の意地を見せられてよかった」

 全勝を引きずり降ろし、1敗で優勝争いのトップに並んだ。昨年秋場所は初優勝しており、ゲンのいい場所で目指すは2度目の賜杯。「1日1日大事に集中して取るだけ」。このチャンスは逃さない。

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