樋口新葉は自己ベスト74・26点でソチ銅コストナー抑え首位発進 ロンバルディア杯SP
「フィギュアスケート ロンバルディア杯」(14日・イタリア、ベルガモ)
女子ショートプログラム(SP)が行われ、18年平昌五輪出場を狙う樋口新葉(16)=日本橋女学館高=は、今季初の国際大会に挑み自己ベストを大きく更新する74・26点で、首位発進を決めた。2位はソチ五輪銅メダリストのコストナー(イタリア)で71・67点、3位にはザキトワ(ロシア)が71・29点でつけた。松田悠良(19)=中京大=が65・62点で4位につけた。
樋口は冒頭のダブルアクセルを軽々と決めると、後半の3回転ルッツ-3回転トーループ、3回転フリップもしっかりと決めた。SP「ジプシーダンス」の激しい舞を演じきった。上々の内容に演技後は笑顔も浮かんだ。
樋口のこれまでのSP自己ベストは、今年4月の国別対抗戦での71・41点だった。