カーリング女子LS北見が平昌五輪へ 藤沢「中部電力さんがいたから成長できた」
「カーリング女子・平昌五輪代表決定戦・第4試合、LS北見9-5中部電力」(10日、アドヴィックス常呂カーリングホール)
3戦先勝方式で第4試合が行われ、2勝1敗で王手をかけていたLS北見が勝利し、平昌五輪出場権を獲得した。
LS北見は後攻の第1エンド(E)、相手のショットミスにも助けられ、3点を先制。第4Eには、スキップ藤沢五月(26)が中央にピタリと寄せる好ショットを決め、2点を追加した。初の五輪出場となる藤沢は「このチームで、この常呂という地で試合ができて私は幸せ者です。中部電力を辞める時に絶対負けないからと言われ、お互い成長できた。中部電力さんがいたからここまで成長できた。中部電力さんと戦えてよかった」と喜びを語った。
代表決定戦は今年の日本選手権覇者である中部電力と、昨年覇者のLS北見が対戦。先に3勝した方が代表権を獲得することになっていた。男子はSC軽井沢クが出場権を獲得している。
これまでカーリング女子は98年長野五輪、14年ソチ五輪の5位入賞が最高。LS北見のサード吉田知那美(26)はソチ五輪、リザーブ本橋麻里(31)はトリノ、バンクーバー五輪を経験している。