「水泳・日本学生選手権」（２日、東和薬品ラクタブドーム）

　８月のユニバーシアード大会出場の幌村尚（１８）＝早大＝が、男子１００メートルバタフライで今季国内ランク２位となる５２秒０３をマークして初優勝し、早大の第３泳者として出場した男子４００メートルリレーも制した。女子２００メートル個人メドレーは、世界選手権銀メダルの大橋悠依（東洋大）が２分１０秒３３で２連覇した。

　早大１年の幌村が自己ベストで初の学生日本一となり、「記録を更新できてうれしい。スピード強化が生きた」とはにかんだ。前日の２００メートルでは３学年先輩の坂井聖人に０・０９秒差で敗れただけに「今日は絶対優勝しようと思っていた。来年は坂井選手、瀬戸（大也）選手に勝って代表に入りたい」と下克上を誓った。