至学館大レスリング部、重量級強化へセレクション 競技経験は問わず
至学館大のレスリング部は15日、東京五輪を見据えて日本では選手層が薄い重量級の女子選手の発掘、育成を目的としたセレクションを行うと発表した。16~25歳、体重58キロ以上などの応募条件があるが、競技経験は問わない。合格者はレスリング部と練習し、東京でのメダルを目指す。
女子の最重量階級は現在、75キロ。昨年のリオ五輪には本来63キロ級だった渡利璃穏(アイシンAW)が増量して出場したが、日本勢はこの階級だけメダルを逃した。栄和人監督は記者会見で「日本は本当に重量級が不足している。(有望な選手を)集めるしかない」と力説した。