50キロ競歩でWメダル&全員入賞! 荒井広宙が銀、小林快が銅、丸尾も5位

 「陸上・世界選手権」(13日、ロンドン競技場)

 男子50キロ競歩が行われ、昨年のリオ五輪で銅メダルを獲得した荒井広宙(29)=自衛隊=が2位に入り銀メダルを獲得した。初出場の小林快(24)=ビックカメラ=も3位となり銅メダルと2人が表彰台に立った。

 「なんとかメダルを取る事ができてほっとしています」と笑顔を見せた荒井。スロバキアのトス、オーストラリアのタレントといった有力選手の不在を理由に「メダルを取らないといけないという気持ちもあったので。そういうところで仕事ができて良かったです」とほっとしたような表情になった。

 15年の世界選手権北京大会で4位、リオ五輪で3位の銅メダル、そして今回の銀メダルと世界大会のたびに順位を上げてきている。競歩界全体でも底上げができているのを実感しているようで、「まだまだ競歩は強くなっていくと思います。日本中の皆さんにもっともっと期待していってもらいたいと思います」と力強かった。

 同一種目で日本代表が複数メダルを獲得したのは、03年パリ大会の女子マラソン(銀メダル・野口みずき、銅メダル・千葉真子)以来、14年ぶり(7大会ぶり)。

 5位には丸尾知司(25)=愛知製鋼=が入り、出場した日本代表3選手が全員入賞を果たす快挙となった。

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