サニブラウンは最低人気…英ブックメーカーの下馬評覆せるか

 「陸上・世界選手権」(10日、ロンドン競技場)

 男子200メートル決勝は日本時間11日の4時50分に行われる。05年大会のウサイン・ボルト(ジャマイカ)を上回り、同種目史上最年少で決勝に進んだサニブラウン・ハキーム(18)=東京陸協=は、8レーンから日本勢では03年パリ大会銅メダルの末続慎吾以来、2人目のメダル獲得に挑む。

 英ブックメーカーはオッズを発表しており、大手「ウイリアム・ヒル」は現地時間15時現在で、8人中最低人気となる101倍がついている。1番人気は今大会軽快な走りを見せているリチャーズ(トリニダードトバゴ)で2・3倍。ノロウイルスによる欠場から救済措置で決勝まで駒を進めたマクワラ(ボツワナ)と、400メートルとの2冠を狙うファンニーキルク(南アフリカ)が3・75倍で並んでいる。

 準決勝後、「最年少で出たところで戦えないと意味はない。先頭争いに食い込んで、何とかメダルのラインに体をたたき込みたい」と話した日本の若武者は下馬評を覆し、表彰台に上がることができるか。

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