ボルトが豪語「100%の自信がある」 今大会で引退…その後はサッカー選手?

 「陸上・世界選手権」(4日開幕、ロンドン)

 世界選手権を最後に引退する男子短距離のスター、ウサイン・ボルト(30)=ジャマイカ=が1日、開催地のロンドンで会見し、出場予定の100メートルで大会単独最多となる4度目の優勝と、400メートルリレーでの5連覇に意気込んだ。

 Tシャツ姿で帽子をかぶり、約320人の報道陣の前で「僕が今ここにいて、この選手権に出場するってことは準備万端ってこと。100%の自信がある」と断言。一方で「勝ち目は少ないと自分に言い続けている。コーチたちも繰り返し、僕にそう言う。だから再度、自分の力を見せなければならない」と微妙な心理状態ものぞかせた。

 100メートルの9秒58など自らが持つ世界記録が将来破られることを望むかを問われると「破られたくない。子供が15か20歳になったとき『俺がベスト』と言いたいから」と本心も。引退後については「ずっと言っているが、サッカーがやりたい。モウリーニョからの電話を待っている」と、大ファンのマンチェスター・ユナイテッド(英国)の指揮官へラブコールを送った。(ロンドン・原田公樹)

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