バスケ男子・ラマス新HC、八村、渡辺ら海外組積極招集に意欲

 20年東京五輪出場を目指すバスケットボール男子のフリオ・ラマス新ヘッドコーチ(53)が21日、都内で来日記者会見を行った。同ヘッドコーチは母国のアルゼンチン代表を率い、12年ロンドン五輪では4位に導いた実績がある。今季もアルゼンチンの国内リーグを制した名将。「五輪出場が最終目標。日本選手のやりやすいスタイルを求めていく。自国の独自のスタイルを持っているチームが強い」と、意気込みを語った。

 20年東京五輪は開催国となる日本だが、バスケットボールは開催国枠の適用については、国際バスケットボール連盟(FIBA)が判断する。日本が76年モントリオール五輪以来となる44年ぶりの五輪出場のためには11月から始まるW杯アジア予選を勝ち抜き、W杯本大会に出場。そこで世界と戦える実力を示す必要がある。

 代表のベースアップに向けて、ラマス新HCは、米国の大学で活躍する八村塁(ゴンザガ大)、渡辺雄太(ジョージ・ワシントン大)ら“海外組”について「アメリカの大学の選手についても可能な限り合流してもらいたい。先を考えたプロジェクトを持っている。日本のレベルは間違いなく上がる」と、融合に意欲を見せた。

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