復興支援の感謝や平和訴え 五輪開閉会式コンセプト

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は20日、開閉会式のコンセプトや演出の方針を決める「東京2020有識者懇談会」の第2回会合を開き、大会の歴史的、社会的意義を踏まえた中間報告を提示した。五輪とパラリンピックの四つの開閉会式を「一連の式典」と位置付け、東日本大震災など被災地の復興支援に対する感謝や世界の平和を訴える方針を盛り込んだ。コンセプトは年内にまとめる。

 制作会社の選定方法は公募を含めて検討する見通し。式典監督に求める資質の議論では「調整力」「協調性」などを確認した。

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