白鵬、魁皇より7年早く歴代1位の1047勝
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「大相撲名古屋場所・12日目」(20日、愛知県体育館)
大相撲の横綱白鵬が関脇玉鷲を寄り切って、歴代最多の魁皇に並ぶ通算1047勝目を挙げた。01年春場所に初土俵を踏んでから、98場所目での快挙となった。
大関魁皇は88年の春場所で初土俵を踏んだ。同期に横綱貴乃花、横綱若乃花、横綱曙がおり、昭和63年だったことから「花の六三組」と呼ばれた。11年名古屋場所で引退するまでの140場所の間に1047勝を積み重ねた。
スピードの面では白鵬が42場所、丸7年早い。優勝38回の実績が示す通り、幕内で953勝171敗58休という驚異的な勝率が、32歳での歴代1位の通算勝利数という記録を裏付けている。