稀勢の里、10戦全勝で高安に雪辱!前日スマホで立会い確認し修正バッチリ

 「大相撲名古屋場所」(9日初日、愛知県体育館)

 左上腕部などを負傷し、夏場所を途中休場した横綱稀勢の里は5日、愛知県長久手市の田子ノ浦部屋で弟弟子の新大関高安と連日の三番稽古を行い、10戦全勝と復調をうかがわせた。迷いを断ち切るように鋭く踏み込み、右上手を引き、胸を合わせて力勝負で寄り切った。

 突き押されても、重い腰でこらえるなど隙がなかった。前日は7勝10敗と負け越し、携帯電話の動画で立ち合いを撮って確認。「少しのことで変わるから。左腕どうこうでなく全体のこと。右上手が引けなくても対応できた」と修正した。

 1日の二所ノ関一門の連合稽古では小結嘉風に完敗。患部に不安もあったが、「動きも良くなった」と、出場への手応えを何とか手にした。

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