トリプルアクセル少女・紀平、来季プログラム曲は「道」 高橋大輔氏も使用

 フィギュアスケート女子で、史上7人目のトリプルアクセルジャンパーとなった紀平梨花(14)=関大KFSC=が6日、大阪府高石市の臨海スポーツセンターで行われた全大阪2選手権・ジュニア選手権7級に出場し、来季の新プログラムである「道」を初披露した。順位はフリーのみで争い、106・93点で2位。優勝は滝野莉子(大阪スケートク)で110・68点だった。

 「道」は、イタリア映画の劇中歌で、高橋大輔氏が10年バンクーバー五輪フリーで舞い、銅メダルを獲得したナンバー。「気に入っている」と話した紀平は「物語にしたいと言っていたら、『これはどう?』と浜田先生から勧められた」と選んだ経緯を説明した。

 まだ衣装は作っておらず、かつて使っていたという黄色の衣装で演技。ただ1週間前に替えたばかりの靴がなじんでおらず、冒頭のトリプルアクセルでは転倒した。悔しそうな表情を浮かべたが、その後の3回転ジャンプでは何度も手を挙げながら跳ぶなど、より難度を上げた構成を目指している。

 「来季は気持ちのコントロールができるようにしたい。全日本ジュニアで1位になれるように、ジュニアグランプリファイナルでも1位を狙えるようにしたい」と力強く話した。

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