桐生決勝200m棄権 9秒台の疲れか頭痛発症

 「陸上・静岡国際」(3日、エコパスタジアム)

 男子200メートルが行われ、リオデジャネイロ五輪男子400メートルリレー銀メダルメンバーの桐生祥秀(21)=東洋大=は、順当に予選を通過したものの、レース後、体調不良により、決勝を棄権した。100メートルで日本人初の9秒台の期待を集める中、ハードな日程が続き、精神的な疲れが出たもよう。再び9秒台の期待が懸かる13日のダイヤモンドリーグ上海大会は、予定通り出場する。

 東洋大の土江寛裕コーチによると、桐生は前日に微熱を発症。朝には回復したため予定通り出場したが、予選後に頭痛が出たため、棄権届けを提出した。

 桐生は「1本走った後にちょっと頭が痛くて申し訳ないけど棄権させてもらいました。このままいったら倒れそうだなと思って」と話し、会場を後にした。4月23日の出雲陸上、29日の織田国際と、常に100メートルの日本人初の9秒台の期待が懸かる中、ハードな日程を消化。同コーチは「疲労ですよね。記録を狙って集中する中で、ダメージもある。気疲れもあったと思う」と思いやった。

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