桐生祥秀「ベスト更新したい」 29日に織田記念陸上

 陸上の世界選手権(8月・ロンドン)の代表選考会を兼ねる織田記念国際に出場する有力選手が大会前日の28日、会場のエディオンスタジアム広島で記者会見し、男子100メートルで日本勢初の9秒台が期待される桐生祥秀(東洋大)は「いい感じできている。自己ベスト(10秒01)を更新したい」と意欲を口にした。

 この日は終始リラックスした表情で、スタートや中盤からの加速を確認した。織田記念は京都・洛南高時代の2013年に自己ベストを出し、一躍脚光を浴びた思い出の大会。「この大会で人生が変わった。あす(9秒台が)出たらいいな」と笑みを浮かべた。

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