稀勢の里夏場所出る!3場所連続優勝を目指し、万全の仕上げに自信
左大胸筋、左上腕部の負傷で大相撲の春巡業を休場している横綱稀勢の里(田子ノ浦)が27日、都内で行われた研修会に参加した。公の場に姿を見せるのは、新横綱として優勝を果たした春場所千秋楽の翌日、3月27日の会見以来。夏場所(5月14日初日、両国国技館)の出場に関して「そういう気持ちでいる」と明言した。
1カ月の加療と診断された患部の回復も順調。「調整してやりたい。巡業に出られなかったのは残念だけど、しっかり治して夏場所で元気な姿を見せたい」と、3場所連続優勝を目指し、万全の仕上げに自信を見せた。
研修会では、野球のWBC日本代表で監督を務めた小久保裕紀氏らの講演に耳を傾けた。「力士として人として今後に生かしたい」と、横綱の自覚をにじませながら話した。