羽生結弦 五輪連覇へ、求める“無我の境地” 胸に刻む体操の王者内村の言葉

 フィンランド、ヘルシンキで行われたフィギュアスケートの世界選手権で、3季ぶり2度目の金メダルを獲得した羽生結弦(22)=ANA=が4日、羽田空港に凱旋帰国した。

 世界王者に返り咲き、来季はいよいよ2連覇の懸かる平昌五輪シーズンを迎える。羽生には“連覇”というキーワードで胸に残っている言葉がある。リオデジャネイロ五輪で個人総合2連覇を達成した体操の内村航平の発した言葉。

 『2連覇しない方が楽だったかな』-。

 期待された中で結果を残す。頂点を極め、再び4年間の道を経て、もう一度頂にたどり着いた者しか語れない重みを感じた。

 羽生は「どうしても(連覇というのを)意識してしまうものなんだと思う」とした上で「でも今の段階で言えることは、連覇がどうこう言ってられない。自分の演技をどれだけ突き詰められるかが勝利に直結する。毎日の練習の中でメダル、2連覇という意識をどれだけ払拭できるか」と、“無我の境地”に達する必要性を語った。

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