羽生は最終グループ1番滑走の31番、宇野は32番 難敵ネイサン・チェン28番

 公式練習で調整する羽生結弦=ヘルシンキ(共同)
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 「フィギュアスケート・世界選手権」(29日、ヘルシンキ)

 男子は30日のショートプログラム(SP)を前に、滑走順抽選が行われ、3季ぶりの世界王座を狙う羽生結弦(22)=ANA=は最終グループの1番滑走となる31番、宇野昌磨(19)=中京大=は羽生に続く32番。田中刑事(22)=倉敷芸術科学大=は22番となった。

 羽生は田中、宇野と並んで座り、リラックスした表情で抽選を迎えた。1番最初にくじを引き、最終グループの1番滑走となる31番を確認すると笑顔でうなずいた。

 ライバル勢では3連覇を狙う羽生の盟友ハビエル・フェルナンデス(スペイン)が34番、元世界王者のパトリック・チャン(カナダ)は35番となった。

 四大陸選手権で羽生を下し、優勝した17歳のネイサン・チェン(米国)は前のグループの28番で演技する。

 今大会には18年平昌五輪の国別出場枠が懸かっており、3人が出場する日本は、上位2人の順位の合計が13以内なら3枠、14~28以内で2枠を獲得する。

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