井原慶子率いるレーシング娘がスーパー耐久フル参戦
国際レーシングドライバー・井原慶子(42)が率いる国内唯一の女性カーレーシングチーム「LOVE DRIVE RACING」が28日、都内で会見し「スーパー耐久シリーズ」にフル参戦することを発表した。4月1日に決勝レースが行われる開幕戦では岩岡万梨恵(24)、北平絵奈美(23)、小松寛子(42)がST-5クラスでマツダロードスターをドライブする。
チームはモータースポーツでの女性の活躍を推進するプロジェクト「Women in Motorsport」の活動の1つ。男性が圧倒的に多いモータースポーツの世界で戦ってきた井原は「女性が結果を出せるということを見せたい。チームから必ず世界一(の女性レーサー)が出ると思います」と言葉に力を込めた。
この日は耐久以外に「Toyota Gazoo Racingラリーシリーズ」、「全日本EVレースシリーズ」にも女性だけで参戦することを発表。井原は「日本は理系の女性たちの活躍が少ない。彼女たちが活躍することで“車に関わりたい”という思いが女性に広がれば」とモータースポーツを通じてリケ女が増えることを願っていた。