新横綱稀勢の里は全勝守る、照ノ富士が1敗、高安、栃煌山は2敗目
「大相撲春場所・12日目」(23日、エディオンアリーナ大阪)
新横綱の稀勢の里(田子ノ浦)は前頭4枚目の荒鷲(峰崎)を寄り切りで下し、ただ1人全勝(12勝)を守った。
立ち合いから厳しい攻めで左を差し、相手の体勢を崩すと体を低くして、荒鷲の足を取るような形で土俵の外へ追いやった。
大関照ノ富士(伊勢ケ浜)は前頭5枚目遠藤(追手風)を浴びせ倒しで破り、1敗(11勝)を守った。
関脇高安(田子ノ浦)は横綱日馬富士(伊勢ケ浜)に小股すくいで敗れ2連敗(10勝)となった。日馬富士は9勝目(3敗)。
平幕唯一の1敗だった栃煌山(春日野)も妙義龍(境川)に敗れ、2敗目(10勝)を喫した。
横綱鶴竜(井筒)は関脇玉鷲(片男波)に押し出しで敗れ4敗目(8勝)を喫した。