水落敏栄文部科学副大臣が27日、千葉県船橋市の企業を訪れ、障害者スポーツ団体の支援に向けた協力を要請した。資金や人材面などで課題を抱える障害者スポーツ団体と支援企業を仲介するスポーツ庁の取り組みの一環で、水落副大臣は「支援がなくてスポーツができない方がたくさんいる。私たちが企業と障害者の橋渡しをしたい」と説明した。
訪問したのは建築関連の森興業。報道でスポーツ庁の動きを知り、名乗りを上げた。視覚障害があるという森哲也社長は「何か応援できないか探していた。どこから手をつければいいか分からないので、ちょうどよかった。視覚障害の団体を支援したい」と述べた。