宇野昌磨 金獲りへ完璧調整「どの試合も勝ちに行く」

 「冬季アジア大会・フィギュアスケート」(23日、真駒内公園屋内競技場)

 過密日程も何のそのだ。フィギュアスケート男子の全日本選手権を制した宇野昌磨(19)=中京大=は、アジア大会の公式練習を行った。羽生、ネーサンに次ぐ3位に終わった四大陸選手権(韓国・江陵)から帰国して間もないが、調整は順調だ。

 氷の感触を確かめた宇野は、曲かけ練習で好調ぶりをアピール。フリーのタンゴに乗りながら4回転ループ、フリップなど次々とジャンプを着氷した。こらえたジャンプもあったが、四大陸選手権では失敗したトリプルアクセルも成功。大きなミスなく“パーフェクト調整”を見せた。

 アジア大会は03年Vの荒川静香がトリノ五輪で金、前回大会Vのデニス・テン(カザフスタン)がソチ五輪銅に輝くなど、五輪のメダルにつながる大会でもある。日の丸の入ったジャージーを着込み「勝てる試合はどの試合も勝ちにいく。疲れとか言わず、自分を甘やかさず、やらないといけないことをやる」と自身を律した。

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