高木美帆が1500メートルで2つ目の金メダル、メダルは3つ目
「冬季アジア大会・スピードスケート」(21日、帯広)
女子1500メートルで高木美帆(22)=日体大=が1分56秒07の大会新記録で優勝した。高木は前日の3000メートルに続いて、2つ目の金メダル。1000メートルでの銀メダルを含めて、今大会3つ目のメダルとなった。押切美沙紀(富士急)が銀メダル、高木菜那(日本電産サンキョー)が3位となったが、大会規定で銅メダルは他国選手に贈られる。
幼稚園の頃から滑っていたという“ホームリンク”で、高木美が再び会心の滑りを見せた。ゴールの瞬間は、力強く右腕を掲げて、ガッツポーズ。レース後は日の丸を手に笑顔でウイニングランを披露し、地元ファンの大観衆の喝采を浴びた。