スノボ大回転の家根谷依里が金1号 2大会ぶり3度目の五輪へ弾み

 「冬季アジア大会・スノーボード大回転」(19日・札幌)

 女子で家根谷依里(やねたに・えり、32)=大林組=が2本合計1分43秒47(55秒67、47秒80)で優勝。日本勢の金メダル第1号となった。男子は神野慎之助(23)=早大=が首位に1秒38差の合計1分37秒14(53秒39、43秒75)で銅メダルを獲得した。

 タイムボードを確かめるや両腕を突き上げた。2位以下に合計2秒以上の差をつける完勝だった。

 「ずっとワールドカップ(W杯)で苦しいレースが続いたが、自分の滑りができれば結果は付いてくると思っていた。これを弾みにできれば」と家根谷。今後控えるW杯終盤戦や世界選手権(3月、スペイン)を見据えつつ、アジアの頂点に立った喜びをかみ締めた。

 平昌は3回目の五輪出場が懸かる。2014年ソチは逃したが、「『もっと修業しろ』という意味と、プラスに捉えてやってきた」。ソチ五輪パラレル大回転銀の竹内智香(33)=広島ガス=とともに、1年後の冬はベテランの底力を世界に見せつけたい。

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