羽生 完全復活へ “プレ平昌五輪”に向け韓国入り、空港にファン100人お出迎え

 来年の平昌五輪のテスト大会を兼ねたフィギュアスケートの四大陸選手権(16日開幕、韓国・江陵)に出場する日本勢が13日、相次いで韓国入りした。韓国、日本、中国など約100人のファンの出迎えを受けた、ソチ五輪男子金メダリストの羽生結弦(22)=ANA=は昨年12月以来の実戦へ、万全の体調を強調した。

 仁川国際空港で待ち構えた韓国人に、日本人、さらに中国人のファンらは約100人に上った。韓国入りした羽生は、しきりに携帯電話のカメラで撮影されるなど、熱烈な歓迎ぶりに、思わず「すごいな」と驚いた表情でつぶやいた。

 「体調は万全。とにかく、今すべきことをしっかりやっていきたい」。マスク姿で現れると、言い切った。

 昨年12月上旬に行われたグランプリ・ファイナル(フランス・マルセイユ)では史上初の4連覇を達成。もっとも、年末はアクシデントに見舞われた。

 インフルエンザと咽頭炎を併発したことで、4連覇中だった全日本選手権を欠場。以降は練習拠点とするカナダ・トロントや、出身地の仙台などで調整を続けてきた。

 今大会は平昌五輪のテスト大会を兼ねており、同じリンクで開催される。羽生にとって四大陸選手権は、11年と13年の銀メダルが最高。完全復活を遂げて、五輪連覇への道を突き進む。

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