三原が逆転優勝 神戸で共に練習する坂本と一騎打ち

 フィギュアスケートの高校選手権女子フリーが23日、栃木県宇都宮市内で行われ、ショートプログラム(SP)2位の三原舞依(芦屋)が1位の124・08点、合計190・16点で逆転優勝した。

 大きなミスなく演技をまとめ、神戸で一緒に練習する坂本との一騎打ちを制した。表彰台のてっぺんは「思ったよりも高かった」と笑顔満開。一方で、「勢いや力強さが足りないと感じた」と辛口で振り返った。

 全日本選手権で3位となり、平昌五輪の出場選手枠が懸かる世界選手権(3月・ヘルシンキ)などの代表に選ばれている。「絶対に緊張するし、不安も出てくる」と大舞台を想定。「ノーミスの演技を続けることで、自信をつけていくしかない」と自覚をにじませた。

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