短距離の女王・小平奈緒が貫禄見せつける 国内最高記録をマーク
「スピードスケート・全日本スプリント選手権」(28日、長野市エムウエーブ)
2年ぶり5度目の総合優勝を狙う小平奈緒(30)=相沢病院=は500メートルで国内最高記録をマークするなど好調ぶりを披露して総合トップ。連覇を狙う高木美帆(22)=日体大=は1000メートルはトップも500メートルでの4位が響いて総合2位となった。今大会は500メートルと1000メートルを2レースずつ滑り、2日間4レースの合計得点で総合優勝が決まる。
短距離女王の貫禄を見せつけた。小平が初日の500メートルでたたき出したタイムは37秒70。約1カ月前のワールドカップ(W杯)長野大会で自らがマークした国内最高記録を0秒05更新した。
「500メートルは落ち着いて自分の滑りができました。今日は集中できていたし、バックストレートも落ち着いて滑ることができた。地元で記録を残せたのはよかった」
進化が止まらない。不利とされるインスタートでも落ち着いていた。「いつもは力が入ってしまうんですけどね」。今季はW杯500メートルで出場4戦4勝と絶好調。さらに今月初旬のW杯オランダ大会からは男子との合同トレでスピードを磨いた。拠点がオランダだった昨季は不振に陥ったが、今季は日本に戻って調整。地元・長野のファンの声援も手伝って1カ月前の自分を超えた。
「1000メートルはいろいろトライしたけど結果が真逆でした。明日は得意なコースが続くので、さらに記録を更新したい」。1000メートルでは高木美に次ぐ2位も、総合では2位・高木美と0・295点差のトップ。2年ぶり5度目の優勝へ、スプリントと名のつく大会では負けられない。





