羽生結弦、恋ダンスはフィギュアに役に立つ「いい影響あると思ってます」

 男子フィギュアスケートのGPファイナルで前人未到の4連覇を達成した羽生結弦(ANA)が13日、成田空港に帰国した。11月末に公開され、TBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のエンディングテーマで話題の「恋ダンス」を“完コピ”した動画について、フィギュアにも相乗効果があると認めた。

 プロスケーターでタレントの織田信成がツイッターで公開したことで話題となった羽生版恋ダンスは、クオリティーもかなりのもの。腰つきや手さばきなど、細部に至るまで「キレキレ」であると話題になった。ドラマにも出演する星野源に「すごかったです。僕も見ました。本当にキレキレ。すごかった」(11月29日放送のラジオ「星野源のオールナイトニッポン」)と言わしめるほどの出来栄えだった。

 この日、報道陣から話題を振られた羽生は「自分が興味を持ったことをひたすらやっているだけで…」と少し照れくさそうな反応を見せた。振り付け師のMIKIKO率いるダンスグループ「ELEVEN PLAY」(イレブンプレイ)を意識しているといい、彼女らが「恋」のMVに出演していることから、星野や新垣結衣よりも、「ダンサーさんの方のまねをした」と解説した。

 表現力という面では当然、ダンスとフィギュアは通じるところがある。「今回のプログラムはダンサブルなプログラムなので、鏡を見て練習して。最初、全然、体の動きとかまねできなかったですけど」と“完コピ”に至るまでの苦労を振り返りつつ、「ちょっとずつフィギュアスケートの方にもいい影響があると思っています」ときっぱりと言い切った。

 「まねするだけでも全然違うなと思います。こういう体の使い方があるんだ、とか、こういう体を使えばこういう動きになるんだとか、本当に参考になることがたくさんありました」と新たな発見も多かったという羽生。「キレキレ」と評価されていることには「自分ダンサーじゃないからすごく恥ずかしかったです」とほおを赤らめていた。

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