【一問一答】羽生結弦SP断トツ首位「まだ勢いのある10代のスケートみたい」

 「フィギュアスケート・NHK杯」(25日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、GPファイナル進出の懸かる羽生結弦(21)=ANA=は、冒頭の4回転ループで着氷が乱れたものの、今季世界最高の103・89点で、2位に15点以上の差をつけて断トツの首位発進を決めた。以下は羽生との一問一答。

  ◇  ◇

 -103・89点という得点については?

 「もっともっと伸びしろがある。4回転ループをきれいに降りれば、5点は伸びる。あとは5点以上のところを磨いていきたい」

 -まだ足りないところは?

 「SPはテンポが速くて表現が試されるプログラムなので、もっともっと磨いていける。特にプレゼンテーションの部分を。まだ僕自身の武器でもあるのかもしれないけど、粗さがところどころある。まだ、ただの勢いのある10代のスケートみたいになってるので、もっと緩急だったり、歌詞の奥にあるもの、自分の奥にあるものも含めてやっていけたら」

 -4回転ループはどう修正する?

 「シュッとやって、パッと降ります。感覚を伝えるのは難しい。僕はいつもこんな感じなので。シュッがまだ足りないかな」

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