中大、箱根駅伝88回連続出場ならず 1人あたり4・4秒差で涙
「箱根駅伝予選会」(15日、陸上自衛隊立川駐屯地~国営昭和記念公園=20キロ)
史上最多の50校が参加して行われ、来年1月2日、3日に行われる本戦の出場校が決定した。予選会からは大東文化大、明大、創価大、法大、神奈川大、上武大、拓殖大、国学院大、国士舘大、日大が出場を決めた。優勝14回、87回連続で通算90回本戦に出場していた中央大は11位で出場権を逃した。10位の日大との差は44秒。上位10選手の合計タイムで競われるため1人当たり4・4秒差で涙をのんだ。
13年連続13回本大会に出場していた城西大も12位で本大会出場権を逃した。予選会は各校最大12人が出場でき、各校上位10人のタイムの合計で競う。上位10校が本大会の出場権を得る。
中大は15キロ10人通過時点で10位日大との差が44秒の11位。終盤でこの差を追い上げることができなかった。主将を1年生の舟津が務め、チームの立て直しを目指したが、一歩及ばなかった。
各校の成績は以下の通り。
(1)大東文化大(5年連続、48回目)10時間9分7秒
(2)明大(9年連続、59回目)10時間8分17秒
(3)創価大(2年ぶり、2回目)10時間10分9秒
(4)法大(2年連続、77回目)10時間10分18秒
(5)神奈川大(7年連続、48回目)10時間11分47秒
(6)上武大(9年連続、9回目)10時間12分12秒
(7)拓殖大(4年連続、38回目)10時間12分36秒
(8)国学院大(2年ぶり、10回目)10時間14分9秒
(9)国士舘大(3年ぶり、45回目)10時間14分45秒
(10)日大(5年連続、87回目)10時間16分17秒
===以下、予選落ち===
(11)中大10時間17分1秒
(12)城西大10時間19分10秒
(13)東京農業大10時間20分50秒
今年1月の大会でシード権を得ているのは連覇した青学大に加え、東洋大、駒沢大、早大、東海大、順大、日体大、山梨学院大、中央学院大、帝京大の10校。以上20校と、オープン参加の関東学生連合チームが出場する。



