ホンダ勢故郷で惨敗 鈴鹿スペシャル不発でアロンソ16位、バトン18位

 「F1日本GP・決勝」(9日、鈴鹿サーキット)

 マクラーレン・ホンダ勢は伸びず、フェルナンド・アロンソ(35、スペイン)が16位、ジェンソン・バトン(36、英国)が18位に終わった。ポールポジション(PP)から出た総合トップのニコ・ロズベルク(31、ドイツ)=メルセデス=が逃げ切り、日本GP初制覇を果たし、今季9勝目、通算23勝目を挙げた。製造者部門ではメルセデスの3年連続の優勝が決まった。

 見せ場なく故郷でホンダが散った。アロンソは昨年11位から16位に、バトンは同16位から18位とともに後退。F1ホンダ総責任者の長谷川祐介氏は「非常に申し訳ない」と日本のファンに謝罪した。

 前戦で7、9位とダブル入賞し最高のムードで乗り込んだ。だが“鈴鹿スペシャル”エンジンは不発。同氏は「今季17戦で最悪。鈴鹿ほど難しいコースはない。実力が問われるからこそ残念」とショックをあらわにした。

 来季はF1を休養し“ラスト鈴鹿”の可能性があるバトンは「順位はこんな後ろかい!ってガッカリ」と苦笑い。アロンソは「スピードがない。これ以上はできない」と淡々。3日間の観客動員は昨年より2万人減の14万5000人。日本のF1人気低下を食い止めるためにも強いホンダ復活は不可欠だ。

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