「F1日本GP・決勝」(9日、鈴鹿サーキット)
ポールポジション(PP)から出た総合トップのニコ・ロズベルク(31、ドイツ)=メルセデス=が逃げ切り、日本GP初制覇を果たし、今季9勝目、通算23勝目を挙げた。製造者部門ではメルセデスの3年連続の優勝が決まった。
3年連続PPのロズベルクが、三度目の正直で初めて鈴鹿を制した。「最高だ。鈴鹿で勝てて完ぺきな週末」と興奮。総合優勝を争う2位ハミルトンとは33ポイント差に広がった。残りは4戦。父・ケケに続く念願の父子総合チャンピオンが視界に入ってきたが、「まだまだレースはある。一つ一つ考えていく」と、気は緩めなかった。