日本相撲協会は29日、大相撲秋場所(9月11日初日、両国国技館)の新番付を発表し、高安(田子ノ浦)と宝富士(伊勢ケ浜)が新関脇に昇進した。
新関脇の高安は東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で会見し、今場所を大関昇進への足場固めとする決意を示した。まわしを引いて前に出るという相撲が安定して取れ、先場所では三役初の勝ち越し。「これなら上位に挑戦できるんじゃないかという自信の相撲を連日取ることができた」と手応えを感じている。「もう一つ上に上がるために結果を残さないといけない。手の届かないところと思っていましたけど、今は手の届く位置だと思っています」と意気込んだ。