未成年スノボ選手 米遠征中に大麻使用
全日本スキー連盟(SAJ)の強化指定を受けている未成年のスノーボード男子選手が、昨年12月の米コロラド州への遠征中に大麻を使用していたことが26日、関係者への取材で分かった。SAJは27日に臨時理事会を開いて処分などを協議する。未成年のため氏名は公表しない方針。
国際大会上位の実績がある別の未成年選手も関与した疑いがあり、SAJが調査している。
スポーツ界ではバドミントン男子の日本代表選手による違法カジノ店での賭博行為に続く不祥事の発覚で、全体への悪影響が懸念される。
スノーボードではトリノ五輪前年の05年、当時19歳だった日本の男子選手が競技会でのドーピング検査で大麻に陽性反応を示し、国際スキー連盟(FIS)から10カ月の資格停止処分を受けたケースがあったが、選手自身は使用を否定。処分期間後に復帰し、トリノ五輪に出場した。