東洋大2位…服部兄弟ほろ苦リレー

 「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~芦ノ湖駐車場=5区間)

 青学大は1区から5区まで先頭を譲らない完璧なレースを展開し、5時間25分55秒で2年連続2度目の往路優勝を果たした。3日の復路は5区間109・6キロで実施され、往路2位の東洋大は3分4秒差からの逆転優勝を狙う。

 最初で最後の箱根での兄弟タスキリレーは、ほろ苦い結果に終わった。2年連続区間賞の兄・勇馬(4年)の走りを受け、トップと22秒差で飛び出した東洋大の3区服部弾馬(はずま、3年)だったが、伸びを欠き区間3位。青学大に差を広げられ、追撃ムードに水を差した。

 「兄が頑張ったので自分もと思ったが、走りが最悪」

 兄も悔いを残した。1時間6分台を目指していたが、10キロ過ぎから両太ももがけいれんし、ペースを上げきれず。1時間7分4秒で区間賞を記録したが「僕と弾馬の責任」と、責任を分け合った。

 首位の青学大とは3分4秒差。自力で逆転可能な圏内にいるのは、東洋大だけと言っていい。主将の勇馬は「まだ分からない。明日は精一杯サポートしたい」と、復路のメンバーに希望を託した。

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