関学大3連覇 LB池田負傷離脱も一丸

 「甲子園ボウル、関学大23‐9日大」(15日、甲子園)

 西日本代表の関学大(関西)が23‐9で東日本代表の日大(関東B)を下し、3年連続26度目の大学日本一に輝いた。2日前に守備の要、LB池田雄紀(4年・関西学院)が左足を痛めて戦線離脱したが、選手が一丸となってピンチを乗り越えた。関学大は来年1月3日のライスボウル(東京ドーム)で、社会人王者と日本一を懸けて戦う。

 夕暮れ迫る甲子園に校歌「空の翼」が高らかに響き渡った。伝統の青と赤の一戦。実に27度目となるライバル対決を制して、関学大が3年連続で大学日本一の座を手にした。

 チームに衝撃が走ったのは2日前。守備の要、LB池田が練習中に左足を負傷した。気迫あふれるプレーで何度もチームの危機を救ってきた副将の離脱は大きな痛手だったが、この大ピンチにチームが一つにまとまった。

 「アイツの分までやりきってやろうと思った」。DL池永健人主将(4年)は第1Q、日大の最初の攻撃でいきなりQBサックをサク裂させた。「あれでディフェンス陣が盛り上がった。大きなプレーだった」と鳥内秀晃監督も振り返るビッグプレーで、チームに流れを引き寄せた。

 サイドラインから松葉杖姿の池田が見守る中、守備陣は4度のQBサックを決め、第4QにはDB大森優斗(4年)のインターセプトも飛び出した。「みんな十分なプレーをしてくれてアドバイスを送る必要がなかった」と池田は仲間の頑張りに目を潤ませた。

 次は1月3日、日本一の座を懸けてライスボウルに臨む。前回は勝利目前で逆転負けを喫し、悔し涙にくれた青い戦士。「2年連続で負けているので次は負けられない。絶対に勝つ」。池永主将はリベンジへ力を込めた。

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