2013.12.15

伊藤、本戦見据えレース引っ張る展開に

ショートトラック女子１５００メートルで２位に入り、３位の武田仁美と笑顔で握手をかわすの伊藤亜由子（左）（撮影・飯室逸平）

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　「スピードスケート・ソチ五輪ショートトラック代表選考会・第２日」（１４日、大阪プールアイススケート場）

　女子１５００メートルで準優勝の伊藤亜由子（２７）＝トヨタ自動車＝が選考ランキングでの４位以内を確定させ、代表権を確実にした。日本スケート連盟は大会最終日の１５日、全競技終了後に五輪代表選手を発表する。

　ソチ五輪行きを確実にした伊藤は、既に本大会を見据えていた。序盤からレースを引っ張る展開を繰り返し「世界との戦いを考えたら、最後に外からスピードで抜く展開は難しい。今の状態で勝てるレースよりも、五輪を見据えたレースをした」。２度目の五輪に向けて「前回は出られるだけでうれしかった。今回はそこで戦いたい気持ちしかない」と意気込んだ。