メバル25センチ!カサゴ26センチ!

 【出漁ルポ・塚田 とも子】ベテランから初体験まで絶好釣! 横浜市・鶴見「隠居屋」=デイリースポーツ紙指定船宿

 横浜市鶴見区の隠居屋では、夜メバル、カサゴ釣りが、好釣果をあげている。このところ週末は悪天候の日が多く、台風後、久しぶりに晴れた8日にお邪魔すると、釣り始めて早々に食い活発になり、ベテランから船釣り初体験の人まで好釣果が出て楽しめたようだ。

 夜釣りで竿頭47匹!

 午後5時15分、関口則行船長の操船で出船。横浜沖の水深10メートル前後を狙った。

 私の釣り座は左舷胴の間。オモリ10号、隠居屋の2~3本バリの胴突き仕掛け。エサはアオイソメで長いのは半分に切って、短いのは1匹のチョン掛けにした。

 関口船長の合図で釣り開始。数投目で船のあちこちで釣れ始めた。私にも20センチ級のカサゴが連続で釣れた。オモリを少し上げた時、ひったくるような強い引きで25センチの大型メバルが釣れて驚いた。

 私の左隣、目黒区の前原輝敬さんは「久しぶりの夜メバル釣りで楽しい」と言いながらコンスタントに釣って、アジも交じっていた。

 右舷ミヨシから3番目、大田区の西田竜右さんは「仲間3人で来ました。夏は夜釣りです!今日はごきげんです」と言い、良型メバルを釣り上げた。

 右舷トモから2番目、さいたま市の松本友里さんは「友人と一緒に今日初めて船釣りです。涼しくて気持ちがいい。結構釣れて楽しい」と笑顔を見せた。

 当日の釣果は、メバル、カサゴ交じりで13~47匹(15~25センチ)。船全体で平均に釣れて楽しめたようだ。

 47匹の好釣果をあげて竿頭になったのは、右舷胴の間、横浜市の平野芳隆さん。コツを聞くと「オモリを真下に下ろして、こまめにタナ取りする。ピンと張らずに少し緩い感じにして待つ。その方が魚が違和感なく食ってきます」と説明する。

 平野さんは25センチの大型メバルや26センチの大型カサゴも釣って周囲を驚かせた。

 朝夕いくらか涼しくなり、今後も期待できそうだ。

 ▽隠居屋=TEL045・501・1107。マダコは土日祝、午前6時半出船。夜メバル、カサゴは土日祝、午後5時15分に出船する。

 関口則行船長「先日の台風で雨水の濁りが入って、泥水みたいになっていました。この日は泥水が取れて、メバルとカサゴの食いが良くなりました。今後、潮の濁りが取れて水温も下がってくれば、さらに期待できると思います」

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