マダイ大釣り!

 【Do フィッシング】「初心者から達人になろう」マダイ大釣り“Xデー”間近

 スイッチ入れば、荒れ食いも

 今年の桜は一気に咲いた。この記事が掲載になる頃、マダイもドーンッと乗っ込んでいるだろうか?気になる。考えると夜も眠れない。そこで、乗っ込みのための“初心者にもできる実践!マダイ釣り”をご紹介。

 乗っ込みはそっと静かに、あくまで自然に

 ◆“乗っ込み”はいつだ!? 周知のように“乗っ込み”とは、サカナが産卵のために深場から産卵場所の浅場に集まること。特定の場所に群れを作るため釣りやすく、精をつけるため?荒れ食いすることも!マダイは毎年桜が咲く頃“乗っ込む”ことから、今の時期はマダイファンにとって特別。マダイファンなら一度は遭遇したい、急激に大ダイの活性が高まる“Xデー”はいつだ!?

 ◆上からのタナどり 「デイリー釣り速報」欄を見てほしい。まず、松輪「あまさけや丸」。ハリスの長さは8~10メートル。タナどりは“上から”。

 船長の指示ダナが「上から40メートル」なら、一度コマセカゴを5~7メートル下(上から45~47メートル)まで沈め、コマセを撒(ま)きながら指示ダナ(上から40メートル)まで巻き上げてアタリを待つ。正確なタナどりが必要なので、リールのカウンターではなくミチイトのマークでタナをとるのがコツ。

 ◆下からのタナどり 「デイリー釣り速報」欄の平塚「豊漁丸」もマダイが得意だ。ハリスの長さは6~8メートル。タナどりは“下から”。

 コマセカゴが着底したらイトフケをとり、コマセを撒きながらハリスの長さ分ミチイトを巻き取ってアタリを待つ。エサは底、誘い上げればマダイにはエビが底から跳ねたように見えるはず。エサ盗りが多いならタナどりをハリスの長さプラス1メートルなどと高めを試すのがコツ。

 ◆“乗っ込みマダイ”はナーバスらしい 「デイリー釣り速報」欄の千田「第一かどや丸」や上総湊「鈴孝丸」、宇佐美「嘉丸」もオススメだ。

 お腹に卵や白子を宿しているマダイは、スイッチが入ると荒れ食いすることもあるが、通常は警戒心が強くとてもナーバスだという。派手な誘いには全く反応しなかったり、多すぎるコマセはかえって逆効果なことも多い。そっと静かに。あくまで自然に。そんな釣り方がいい。うまく“Xデー”に当たれば、“大ダイを大釣り”のチャンスも!(岩見忠弘)

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