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寒さ関係ナシ!!

 両川とも中型が主だが引きはダイナミックだ
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 【My リポート・鈴木健之、森田昌宏】千葉県成田市・根木名川

 寒さ関係ナシ!!“番外地”でヘラ野釣り

 弥生3月が見えてきたが、ヘラブナ釣りの現場は、春にはまだ遠い。釣り堀で待つのもいいが、ヘラ師がオデコバカ高でもあの川、この沼と出掛けてしまうのは「そこに山があるから」の、登山家に似ている。

 チャレンジ精神で向かってみたいのは千葉県成田市郊外の根木名川(ねこながわ)。成田山付近から利根川に向かって流れる河川。最下流で河川は左右に分かれ、一方は尾羽根川と呼ばれている。幅10~50メートル、水深1・5~2・5メートル。普段はヘラ釣りの都・佐原の中で「番外地」呼ばわりされるスポットだ。

 しかし、冬季だけは別。放流のない純粋な野釣り場だが、終日ノーアタリということは少ない。出掛けてみると、ポツンポツンと釣り人の姿が。寒波が続いたのに、その数は盛期より多い。利根川寄りに陣取った地元の人は、「周りは草ぼうぼうで、寒々しい釣りに見えるでしょうが、粘れば型を見ますのでハートは燃えていますよ」。すでにオデコ脱出の30センチ級をゲットしているせいかご機嫌だ。

 冬に強いこの川の背景にあるのは、成田山新勝寺。年末年始の参拝客だけで約300万人。受験生の合格祈願の姿も見られ、3日の節分からは除災招福祭事が続き、さらにこの中旬から3月にかけては「紅白梅祭り」。旅館、飲食店などの上下水道の量は増大し続けている。根木名川はこの生活排水の受け皿のひとつで、浄化されているうえに水温が高いのだ。東から西に流れる関係で日当たりもいい。

 水温高く、中には30センチ級も

 ポイントは下流の根木名橋付近から、尾羽根川との分岐点、さらに利根川との仕切り(新川水門)まで。この川はコイなどの外道がそ上するのに対し、ヘラは水深と澱(よど)みのある下流(利根川寄り)に集まる傾向がある。過日の試釣の結果は30センチ前後を1匹。外道の半ベラとマブナが各1匹で、冷気でちぢむ手指のカイロ役になってくれる。竿18尺、道糸白の1号、ハリス0・4号。タナはドボン。エサはマッシュ系+イモ系の両グルで、10投に1投はバラケを付ける。外道を含む釣れた魚はいずれも竿の出し入れによる“誘い”に反応した。

 姉妹河川の尾羽根川は利根川への水門付近の橋下や、舟だめで型が見られる。

 〈ガイド〉入漁料=徴収は不明。釣り台、草刈り鎌必携。▽場所=成田市西大須賀(国道356号脇)

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