これから最盛期 カサゴ

 【出漁ルポ・岩見忠弘】 良型中心に手堅く数釣れる!!

 3月から出船を開始したデイリースポーツ指定船宿の久比里の山下丸のカサゴ釣り。手堅い釣りだ。大きなムラはなく、コンスタントにトップ40匹前後。出船は7時半。今日は楽しんじゃうよ!

 最初のポイントは久里浜沖20メートルダチ前後の根周り。竿は2メートル前後の6対4調子が標準。リールは小型両軸受け、ミチイトPE2号100メートル前後。仕掛けはオモリ号の胴突き2本バリ。ハリは丸セイゴ号、ハリス2号20~50センチ。ミキイトは3号。エサはサバの切り身をちょん掛けに。山下丸では生きたドジョウも常備している。山下克範(かっちゃん)船長の合図で仕掛けを投入。ほどなくオモリが着底したら、すぐにイトフケをとる。

 イトをフケさせると根掛かりしてしまうので注意だ。いいときは即アタリが出る!ブルルッ。これは違う。カワハギ釣りでもおなじみのベラなど。ゴツゴツッ。コレだ。無骨で硬い感じのアタリがカサゴだ。

 合わせる!と、バレてしまう…だから、軟らかい竿がいい。イトを張っていても食い込みを邪魔せず、オモリのロストも減らしてくれる。釣り方は、そのまま待つか一度送り込み加減にして、竿に重みが乗るのを待って聞き上げる!と、ギューンっと竿が大きく曲がり激しく暴れる。そのままゆっくり、またはケース・バイ・ケースでクッと合わせて巻き上げる。

 「いい型だ!」

 20センチ前後のカサゴが釣れた!さあ、次。再投入すると、また釣れた!次も!その次も!釣り方が合うと、連鎖的に釣れて来る!後半は野比沖の水深7~8メートルに移動。ここもいい感じ。

 「浅場で出るようになったということは、本番が近いということです。数も型ももっとよくなりますよ!」と、かっちゃん船長。この日は、16~27センチのカサゴが良型中心に19~44匹。型のいいメバル交じり、これも魅力だ。

 山下克範船長「カサゴ釣りは6~7月が最盛期です。浅場で入れ食いとなり、アタリは頻繁、忙しい釣りですよ。いい日には竿頭は束釣り、スソでも20~30匹。型もいいものが多くなるので、おもしろさ倍増です。初心者からベテランまで楽しめますよ。それと、根掛かりが多いので、仕掛けとオモリは多めに用意してください」

 ネット情報 久比里・夫婦橋 山下丸 http://www.yamashitamaru.jp/

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