マダイ 誘惑せよ

 【Doフィッシング】新・初心者から 達人になろう 動き鈍化…抱卵なら警戒心も強い

 3月に入るとなぜだかとにかくマダイ釣りに行きたい!桜はまだだが、マダイもまだかいな?行ってみなくちゃわからない。このところ、大型や数が出ることも。“初心者にもできる実践!マダイ釣り”をご紹介。

 実戦!マダイ釣り 大型や数期待

 ◆マダイ概況

 デイリー釣り速報欄を見てほしい。

 京急大津「いなの丸」では、コマセ釣りのマダイ乗り合いを毎日出船。いいときには頭5~7匹に。同宿では一つテンヤ・タイラバの半日釣りも指定日出船中。大型は4~5キロから小さくても1キロ前後と型がいい。

 松輪「あまさけや」では、コマセ釣りのマダイを仕立てと予約乗り合いで出船中。いいときには頭10匹前後!こちらも4~5キロの大型も期待できる。

 久里浜「平作丸」や平塚「豊漁丸」、宇佐美「嘉丸」、静岡「藤喜丸」でもコマセ釣りのマダイを出船中。

 ◆しっかりタナ取り!

 上からのタナ取りでは、仕掛け投入後、ミチイトのマークを見ながら、コマセカゴを船長の指示ダナの5メートルほど下まで下ろす。

 船長の指示ダナが50メートルなら、ミチイトの55メートルのマークが水面に来たら仕掛けの降下を止める。

 ハリスを数秒潮になじませ、コマセをまきながらコマセカゴを指示ダナまで持ち上げて置き竿にする。

 指示ダナが50メートルなら、置き竿にしたときにミチイトの50メートルのマークが水面に来るようにする。

 下(底)からのタナ取りは、一度コマセカゴを着底させ、イトフケを取り、コマセをまきながらハリス分持ち上げて置き竿にする。

 “止め”忘れず

 ◆誘いはやさしく!

 コマセは、竿をゆっくりあおり立てパラパラまく程度でいい。

 今のマダイは低水温により動きが鈍く、抱卵していれば警戒心も強い。そっとやさしく誘うのが効果的だ。

 タナ取り後は、しばらくそのまま静かに置いておき、頃合いを見計らって誘おう。

 竿を立てて誘い上げたり、小さく上げ下げしてみたり、指示ダナより深くエサを落とし込んだりしてみよう。

 全体にゆっくりやさしく、上げたときや下げたときは“止め”を入れるのを忘れずに。

 ◆大ダイ釣りたい!

 置き竿でのコマセは、船の揺れに合わせてパラ、パラと2~3匹ずつ出ればいい。

 派手なアクションや多いコマセは避ける。

 誘いはときたまゆっくりやさしく、誘ったら再び静かに待つ。

 ん~大ダイ釣るぞ!

(岩見忠弘)

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