学生や未成年でもバレないでお金を借りる方法や、バイトをしていなくて収入が無くても、借りられる方法はあります。
ただ「親バレしないだろうか」「金利が高いのは難しい」など、初めての借り入れなら不安も大きいですよね。
条件に合った借入方法を選ばないと返済できなかったり、電話や郵便物が何度も自宅に来たりするなど、大変な事態になるので注意が必要です。
今回は学生でも即日で借り入れできる方法や、今すぐお金が必要なときでも利用できる借入先を紹介していきます。
学生がお金を借りる方法8選!目的や条件別にまとめ
学生でもお金を借りられる、目的や条件別の8つの方法を、以下にまとめてみました。
消費者金融 | 20歳以上の学生でアルバイト中なら即日の借り入れも可能 |
---|---|
銀行のカードローン | 金利は低いが審査に通りにくい |
学生ローン | 未成年の学生でも借りられる |
クレジットカードのキャッシング枠 | 持っているなら学生でも借りられる |
奨学金 | 学費を借りたいなら検討 |
内定者向けローン | 内定をもらった学生が利用できる |
郵便局の担保自動貸付 | 審査なしで借りられる |
質屋 | 収入のない学生でも借りられる |
8つの方法の中でも、比較的利用しやすくて信頼性も高いのは、即日融資で借り入れできる消費者金融です。
アルバイトをして収入があれば、審査に通る確率も高いので、ぜひ利用してみてください。
以下で詳細を見ていきましょう。
20歳以上の学生でアルバイトをしているなら消費者金融で即日の借り入れも可能
20歳以上の学生でアルバイトをしているなら、消費者金融で即日の借り入れもできます。
安心して使える大手消費者金融で、おすすめは以下の5社です。
- プロミス:金利を抑えてバレずに借りたい学生におすすめ
- アイフル:Web申込なら最短25分で借り入れできる
- アコム:初めてお金を借りる学生におすすめ
- SMBCモビット:LINEと連携して利用できる
- レイクALSA :無利息期間が60日
特におすすめなのは、金利を抑えられるので返済の負担が少なく、友人や家族にバレずに使える「プロミス」です。
計算式:100,000×0.01=1,000
以下で各サービスの詳細を見ていきましょう。
プロミスは金利を抑えつつ、バレずにお金を借りたい学生におすすめです。
上限金利が17.8%なので他の消費者金融と比べると負担が少なく、スマホ1台あれば借入可能なので、学生でも使いやすいサービス。
セブンイレブンとローソンに設置されているATMから、108円~216円の手数料で引き出せます。
コンビニに寄ったときに借入可できるため、家族や友人・知り合いにバレにくく、利用しやすいです。
また24時間対応で、三井住友銀行や三菱UFJ銀行などの口座を持っていると、最短10秒で入金してもらえる場合もあります。
アプリをダウンロードすれば簡単に使えるので、ぜひ利用してみてください。
アイフルは公式の「AIアプリ」をダウンロードし、Webから申し込みすると、最短25分で融資が受けられます。
できるだけ早く借り入れしたい学生に向いているサービスです。
初めて借り入れするときでも、20歳以上でアルバイトして収入があれば、審査に通る可能性が高くなっています。
借り入れするときはコールセンターに電話する必要がなく、アプリのチャット機能でやりとりできるので、話すのが苦手な人にもおすすめ。
手続きが完了したあとも、オペレーターとやりとりする必要もないので、気軽に借り入れしてみてください。
初めてお金を借りる学生に、ぜひ使ってみてほしいのがアコムです。
借入手続きやアプリの操作方法について質問できるコールセンターの対応が、業界随一と評判。
消費者金融の利用経験がなく、不安や苦手意識を持っていても、優しく対応してくれます。
セブン銀行とローソン銀行で借り入れと返済ができるので、外出先でも借入可能です。
特にセブン銀行では、公式スマホアプリ「myac」で表示させたQRコードをかざせば利用できます。
楽天銀行口座があれば最短1分で借り入れできるため、できるだけ早く入金してもらいたいときにもおすすめです。
SMBCモビットはLINEと連携させると、LINEポイントが100ポイントもらえます。
LINEを普段からよく使っていて、できるだけお得に借り入れしたい学生におすすめです。
公式アプリから簡単に手続きができるので、スマホがあればいつでも手軽に申し込めます。
アプリのトップ画面から借入金額や返済残高を一目で確認できるため、面倒くさい操作が苦手な人にもおすすめ。
銀行口座を持っているなら、口座への直接振り込みにしてもらうと、銀行でも引き出せます。
コンビニATMでスマホを操作する必要もありません。
レイクALSAは200万円までの借り入れなら、無利息期間が60日間も用意されています。
できるだけ少ない利息でお得に借り入れしたいときや、長期休みのアルバイトなどで、まとまったお金の入る予定があるならおすすめです。
Webからだと24時間申し込みでき、土日でも借入可能なので、利用しやすくなっています。
公式アプリ「e-アルサ」は生体認証ができるので、ログインなしでも使えて、急いでる時にログイン情報をいちいち入力する手間を省けます。
他の人にアプリを見られる心配もありません。
「ご返済シミュレーション」や「お借入診断」などの便利ツールも充実。
初めての借入で返済が不安なときでも、負担の少ない返済計画を立てられます。
銀行のカードローンは金利は低いが審査に通りにくい
銀行のカードローンは都市銀行や地方銀行、ネット銀行が提供しているカードローンです。
低金利なので返済するときの負担が少なくなっています。
- 銀行のカードローン…1.8~15.0%程度
- 消費者金融のカードローン…3.0~18.0%程度
金利の上限を見ると、たった3%と思うかもしれませんが、支払う利息金額には大きな差が出てきます。
例えば10万円を年利18%・3年間で返すとすると、最終的に払う利息は約53,600円です。
同じ条件でも年利15%だと44,800円になり、9,000円ほど多く支払わないといけません。
利息額の計算方法
( 元金 × 実質年率 )÷ 365 × 返済までの日数
負担の少ない銀行カードローンですが、未成年は申し込めず、成人した学生でも審査に通りにくくなっています。
20歳以上だったとしても学生の場合は申し込みができないことを明記している銀行もあります。
※ パート、アルバイト、自営業者、専業主婦(夫)の方もお申込みいただけます。学生の方はお申込みいただけません。
引用元:商品概要│イオン銀行
学生を除く20歳以上〜70歳以下の方が対象です。
引用元:申込に年齢の制限はありますか?│スルガ銀行
また公式発表されていなくても、三井住友銀行やみずほ銀行などの大手銀行は、収入が安定しない学生への貸付を積極的に行わない場合があります。
三井住友銀行は「原則安定した収入の方」と発表しており、アルバイトを始めたばかりや収入が少ない人だと審査に通らない可能性も。
参考: 三井住友銀行
楽天銀行スーパーローンやauじぶん銀行などのネット銀行は、学生も貸付の対象としているところが多いので、銀行のカードローンを利用したい場合はネット銀行を検討してみましょう。
学生の方でも、日本国内に居住する20才から62才までで、お仕事に就かれており毎月安定した定期収入のある方であれば、お申込みいただけます。
引用元:楽天銀行スーパーローン(カードローン・ローン)の審査について│楽天銀行
学生のお客さまでも、満20歳以上であり、アルバイト等の収入があればお申込みいただけます。
引用元:【じぶんローン】学生でも申込みできますか?│auじぶん銀行
学生ローンなら未成年の学生でも借りられる
学生ローンなら未成年の学生でも借りられます。
借りやすいおすすめの学生ローンのサービス5選を、以下にまとめてみました。
学生ローン名 | ポイント | 対象年齢 | 借入限度額 | 即日融資は可能? | 必要書類 | 金利 |
---|---|---|---|---|---|---|
アミーゴ | ・返済シミュレーションあり ・1982年創業の安心感 |
20歳~ | 3万円~50万円 | 可能 | ・学生証 ・免許証 ・保険証 など |
14.4~16.8% |
フレンド田 | ・セキュリテイ万全 | 18歳~ | 1~50万円 | 可能 | ・学生証 ・免許証 ・保険証 など |
12.0~17.0% |
カレッヂ | ・銀行ATMで受け取り ・1,000円から借入可能 |
18歳~ | 1,000~50万円 | 可能 | ・学生証 ・免許証か保険証 ・キャッシュカード ・収入証明(20歳未満) |
17.0% |
イー・キャンパス | ・学生時から利用していれば卒業後も利用可 | 20歳~29歳 | 1~80万円 | 可能 | ・学生証 ・免許証 |
14.5~16.5% |
マルイ | ・平日9時15分から受付 ・毎月の支払いは利息分でOK |
20歳~ | 1~50万円 | 可能 | ・学生証 ・免許証 ・保険証 など |
15.0~17.0% |
参考:アミーゴ、フレンド田、カレッヂ、イー・キャンパス、マルイ
学生ローンのメリットは、学生ローンは学生を対象としているので、他のカードローンに比べて審査に通りやすくなっている点です。
また低金利とまでは言えないものの、消費者金融に比べて低い金利で借り入れできます。
申込者の事情を汲んでくれる場合も多く、柔軟に対応してくれるのも嬉しいところです。
一方で他の融資方法よりも上限額が少なく、多額の借り入れは難しくなっています。
コンビニATMなどを使って返済できないサービスも多く、便利さでは微妙な部分も少なくありません。
また低いとはいうものの金利が設定されているので、利子も一緒に返済する必要があります。
未成年が利用するときは、親や親権者などの同意書が必要な場合もあるので、気をつけてください。
クレジットカードを持っている学生ならキャッシング枠で借りられる
クレジットカードを持っている学生なら、キャッシング枠でお金が借りられます。
キャッシング枠とは、クレジットカードに付いている機能の一つです。
買い物で使って後払いする一般的な使い方は「ショッピング枠」と言います。
カード会社が代金を立て替えている形になるので、後日紐づけした銀行口座から引き落とされます。
高校を卒業したら発行できるクレジットカードが多く、大学生ならキャッシング枠を使って借入可能です。
クレジットカードをすでに持っていて、キャッシング枠も付帯させていれば、審査不要でその日のうちにお金を借りられます。
キャッシング枠が付帯されていない場合は、カード会社の公式Webページからキャッシング枠の申し込みをしましょう。
そもそもクレジットカードを持っていないのであれば、新規の申し込みが必要です。
カード発行とキャッシング枠の審査通過まで、数週間ほどかかってしまう可能性が高く、即日お金を借りたい人には向いていません。
また未成年者や定期的な収入がない学生は、キャッシングが利用できない場合が多いので注意してください。
未成年者または定期的収入がない成人学生は、基本的にキャッシングを利用できません。多くのクレジットカード会社では「未成年者または学生の申込規定等」を定めており、未成年者にはキャッシング機能が付いたクレジットカードを提供できないようになっています。
引用元:学生でもキャッシングできるの?|オリコ
利用限度額も10~30万円ほどと少なく、金利も高い傾向があるので、一時的な利用に留めておくのが無難です。
学費を借りたい学生は奨学金の利用を検討をする
100万円以上のまとまった学費を借りたいときや、アルバイトをしておらず定期収入のない学生なら、奨学金の利用を検討してみましょう。
高校時代の成績が考慮される制度や、定められた経済水準をクリアする必要があるなど、制約もあります。
奨学金のメリット | 奨学金のデメリット |
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・他の借入方法よりも金利が安い(1.0~3.0%ほど) ・在学中には返済や利子が発生しない ・一度借り入れできたら安心 ・返済しなくていい「給付型」がある |
・申し込みから審査まで時間がかかる ・返済の必要のない給付型は受給条件が厳しい ・学費以外の支払いに使えない ・制度によっては連帯保証人※が必要 |
※連帯保証人:借主が返済しないときに代わりに返す義務が課される人
代表的な制度には、日本学生支援機構の返済不要の「給付型」と、返済しないといけない「貸与型」の2種類があります。
その他にも私立大学や地方公共団体・一般企業などの民間団体によって、返済条件の異なる奨学金が用意されているので、選択肢に入れてみてください。
内定者向けローンは内定をもらった学生が利用できる
企業の内定が決まっている学生で、直近で就職すると決まっているなら、内定者向けローンがおすすめです。
内定証明書を出してもらえるなら、ぜひ使ってみてください。
金融機関 | ローン名 | 金利 | 借入限度額 | 対象年齢 | 返済期間 |
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きらぼし銀行 (東京都民銀行、八千代銀行、新銀行東京が合併) |
大学卒業予定者ローン | 年利7.4% | 5~50万円 | 20~30歳 | 1年以上4年以内 |
武蔵野銀行 | ROOKIE | 年利6.0%~8.0% | 10~30万円 | 20~30歳 ※就職後埼玉県内もしくは東京都内に勤務先や自宅がある方 |
5年以内 |
東海ろうきん | みらいず | 年利4.7% (変動型) |
10~100万円 | 20~30歳 | 1年以上5年以内 |
長野ろうきん | 内定者向けローン | 年利2.5~3.0% | 10~100万円 | 18~30歳 | 6ヶ月以上10年以内 |
静岡ろうきん | 就職内定者応援ローン | 年2.5~3.7% | 100万円 | 18~30歳 | 最高10年 |
参考:きらぼし銀行、武蔵野銀行、東海ろうきん、長野ろうきん、静岡ろうきん
内定者向けローンも審査がありますし、全国展開していないため、注意が必要な部分はあります。
一方で、初任給支給日までの生活費や引っ越しするための費用として使えるため、利便性は高いです。
郵便局の担保自動貸付なら審査なしで借りられる
郵便局の担保自動貸付は審査なしで借り入れできる大きなメリットがあります。
そのため、ゆうちょでお金を貯めていた人や、身近な人が貯金をしてくれていた人におすすめです。
一時期的に借り入れしたい人や、できるだけ貯金を使わずに残しておきたいときにも向いています。
解約しなければ、途中で現金を引き出せない。
郵便局の担保自動貸付のメリット | 郵便局の担保自動貸付のデメリット |
---|---|
・審査がないので借りやすい ・貯金があれば学生や未成年でも利用可能 ・非常に低金利(時期で変動するものの、年利1%を切るケースが多い) |
・定期・定額貯金がなければ利用できない |
参考: 貯金担保自動貸付け|ゆうちょ銀行
利用できる限度額は、預けている定期・定額貯金の90%までと決まっています。
※1冊の総合口座通帳につき300万円までです。
例えば30万円の定額貯金があれば、27万円までなら借り入れできると考えてください。
郵便局の担保自動貸付は、郵便局の窓口で申し込み、営業時間内であれば即日での借り入れもできます。
最寄りの郵便局の営業時間を確認しておきましょう。
貸付期間は2年間なので、計画的な返済を考えてください。
質屋なら収入のない学生でもお金を借りられる
収入のない学生でも質屋でお金を借りられるため、現在アルバイトをしておらず、質入れできるブランド品や電子機器などを持っている人に向いています。
全国に200店以上チェーン展開している大黒屋や、福岡と熊本を中心に展開している高山質店が有名です。
質屋のメリット | 質屋のデメリット |
---|---|
・質入れできる物(ブランド品・電子機器など)があれば使える ・18歳以上なら収入がなくても利用可能 ・金融機関で借り入れしていても大丈夫 |
・質入れできる品物がないと利用できない ・期限までに返金できないと質入れした物が返ってこない |
参考: 質屋営業法
質屋に預けるものさえあれば利用できるため、ハードルの低い借入方法と言えるでしょう。
店舗で物品の査定をしてもらえば、即日で現金を手に入れられる可能性も高いです。
期日までに返済しないと預けた物は戻ってきませんが、借り入れしたお金を返す必要もなくなります。
返済できるかどうか不安なときでも、質屋なら安心して利用できるでしょう。
学生がカードローンを利用するときのポイントや選び方は?
学生がカードローンを利用するときは、目的をはっきりさせておかないと、今後の人生に悪影響を及ぼす可能性があります。
カードローンを利用するときに押さえておきたいのは、以下の4つです。
- アルバイトをして安定した収入源を確保する
- 遊びや学費など目的に合った借入方法を選ぶ
- 何を重視して借りたいのかを明確にする
- 返済計画をきちんと立ててからお金を借りる
「なぜお金を借りたいのか」をはっきりさせておけば、トラブルに巻き込まれるリスクを最小限にできます。
それぞれの詳細をしっかり見ていきましょう。
アルバイトをして安定した収入源を確保する
アルバイトをして安定した収入源を確保すれば、カードローンの審査に通りやすくなります。
カードローンを利用するのに必要な「安定した収入源」とは?
- 20歳を超えた状態で、少なくとも数ヶ月以上の勤務歴がある
- できれば収入証明書を提出できるといい
勤務先でもらえます。
カードローンの審査は、社会人でも継続して安定した収入がなければ落ちる場合もあります。
無職の人や未成年だと、基本的に審査に通らないので注意してください。
「安定した収入がある」と判断されたいなら、少なくとも3ヶ月はアルバイトを継続して給料をもらいましょう。
審査に通りたくて嘘をつくのはNGです。
また働くのが嫌だからといって、違法な金利や甘い言葉で誘ってくる業者から借り入れするのはやめましょう。
遊びや学費など目的に合った借入方法を選ぶ
遊びや学費など目的に合った借入方法を、選ぶのも大切です。
適切な借入先を選択できれば低金利で借り入れできたり、一時的に大きな金額を借り入れしたりもできます。
一時的にお金が必要で、できるだけ早期にまとまった金額が必要なら、消費者金融がおすすめです。
例えばレイクALSAなら、60日間の無利息期間が使えて、まとまった金額を借り入れできます。
2ヶ月以内に長期アルバイトをすれば十分返済できるので、急な出費にも対応できるのは大きいです。
また学費なら、未成年の学生でも借りられる学生ローンがありますし、前もって奨学金の審査に通っていれば低金利で大きなお金の借り入れも可能。
まずは借りたお金の使い道をはっきりさせておきましょう。
何を重視して借りたいのかを明確にする
何を重視して借りたいのかを明確にすると、適切な借入先が決まります。
例えばできるだけ早く借りたいのに奨学金を選んでしまうと、お金を手に入れるまで時間がかかってしまうなど、遠回りしてしまう可能性も。
あなたの悩みに合った借入方法を、以下の表にまとめてみました。
重視したい内容 | 借入方法 |
---|---|
低金利で借り入れしたい | ・銀行のカードローン ・学生ローン ・奨学金 ・郵便局の担保自動貸付 |
返済期間を長く設定したい | ・奨学金 |
親バレを防ぎたい | ・消費者金融(プロミス) ・クレジットカードのショッピング枠 ・内定者向けローン |
できるだけ早く借り入れしたい | ・消費者金融(アイフル) ・学生ローン ・クレジットカードのショッピング枠 |
返済できない不安がある | ・質屋(預けた品物が戻ってこないデメリットあり) |
未成年だけど借り入れしたい | ・学生ローン ・奨学金 |
収入がないけど借り入れしたい | ・質屋 |
借入方法それぞれの特徴を踏まえて、借入先を選ぶのが大切です。
返済計画をちゃんと立ててからお金を借りる
返済計画をきちんと立ててからお金を借りないと、返済できない事態に陥る可能性が高くなるので注意しましょう。
もし返済できなくなれば信用情報に傷がつき、新居や自動車の購入・クレジットカードの新規発行などを断られる場合もあります。
信用情報とは?
また返済できなくなったカード会社や銀行への就職を希望する場合、採用を見送られるリスクもあります。
一時的な金欠で無計画な借り入れをしてしまい、将来に悪影響を及ぼしたくないのは、誰でも同じです。
借り入れする前に、レイクALSAの「ご返済シミュレーション」や「お借入診断」などのツールを使い、月々の返済額を把握しておきましょう。
学生がお金を借りる時に知っておきたい注意点
学生がお金を借りる時は、借り入れのルールや危険性を知っておかないと、今後の人生に影響を及ぼす可能性があります。
借り入れの際に押さえておきたい大事な注意点は、以下の4つです。
- 学生でも収入がないとカードローンの契約はできない
- 学生も社会人も、収入の3分の1までしか借りられない
- 返済が滞ると就職活動に影響が出る可能性もある
- 個人間融資や審査なしのところは危険
無計画な借り入れや、甘い言葉で誘ってくる業者などには、本当に注意してください。
以下で詳細を見ていきましょう。
学生でも収入がないとカードローンの契約はできない
学生でも収入がないと、消費者金融や銀行のカードローンは契約できません。
申し込みの段階で、収入証明書の送付やWebアップロードを求められ、勤務先への在籍確認などの審査が行われます。
金融機関から勤務先へ、「個人名」でかかってくる電話。
本人が出なくても、その会社で働いているとわかれば大丈夫です。
消費者金融からの電話ではないと、細心の注意が払われています。
年収や他社からの借入状況をチェックされ、少なくとも数ヶ月ほど継続してアルバイトし、安定した収入がなければ審査に通りません。
業者からすれば、収入のない人にお金を貸してしまえば、「返済されない可能性もあるからやめておこう」と思われるのは容易に想像できるでしょう。
そのためカードローンに申し込むのであれば、3ヶ月ほどの短期でいいのでアルバイトをしておき、継続して収入を得ておいてください。
継続して収入を得ていれば、アルバイトでもお金を借りることができます。
学生も社会人も、収入の3分の1までしか借りられない
学生も社会人も、収入の3分の1までしか借りられません。
借りすぎや貸しすぎを防ぐためのルール「総量規制」があるからです。
年収の3分の1を超える金額は借り入れできない規制。
例えば月収9万円ほどで、年収約100万円のアルバイトをしている学生なら、借りられる最大金額は33万円です。
ただ総量規制ギリギリに借入申請をすると、審査に落ちる確率も高くなるので、年収100万円ほどなら10~20万円の範囲で申し込むといいでしょう。
学生で大きな金額を借り入れしたいなら、奨学金の利用を検討してみてください。
日本学生支援機構には「入学時特別増額貸与額」として、1回で最大50万円まで貸与してもらえます。
借入金額が多くなるほど、返せないリスクも上がるので、返済計画はしっかり立てておきましょう。
返済が滞ると就職活動に影響が出る可能性もある
返済が滞ってしまうと、就職活動に影響が出る可能性もあります。
例えば銀行やクレジットカード会社など、自社の借入情報を持っている会社で返済が滞った場合。
就職を希望している学生の返済状況が良くなければ、就活への影響がまったくないとは言い切れません。
一方で一般企業への就職については、影響の出る可能性は少ないです。
信用情報を参照できるのは金融機関だけなので、一般企業は借入状況を把握できないようになっています。
また借り入れをしていても、きちんと返済し続けていれば、就職活動に影響が出る心配はありません。
通勤に必要な車をローンで購入したり、日用品をクレジットカードで買ったりするなど、借り入れをするのは当たり前とも言えるからです。
個人間融資や審査なしのところは危険
TwitterやInstagramなどのSNSで「お金を貸します」と募集している個人間融資や、審査なしで貸付している業者は危険です。
まずSNS上の個人間融資は、お金を貸すときに登録の必要な「貸金業法」に違反している可能性があります。
政府広報オンラインでも、「個人間融資は危険性」と発表されているので、絶対に利用しないでください。
個人間融資は、貸した側が罪に問われるおそれがあるだけでなく、利用した側も、様々な犯罪被害やトラブルに巻き込まれるおそれがあります。
引用元:政府広報オンライン
また「学生でも審査なしで手軽に借りられる」といった、甘い言葉で誘ってくる業者も危険です。
違法な高金利で利息を請求してきたり、暴力的な取り立てを行ったりする可能性があります。
一度違法な業者から借り入れをしてしまうと、個人情報を別の業者に横流しされて、さらに借り入れを迫られる危険も。
カードローンの審査に落ちてしまい、生活できないほど苦しいときでも、個人間融資や審査なしの業者には関わらないようにしましょう。
学生がお金を借りるときの申し込みや審査の流れ
学生がお金を借りる時の、申し込みや審査の流れについて、大まかな流れを紹介していきます。
借入方法によって一部変わる部分もありますが、基本的に以下の流れになっていると思っておけば大丈夫です。
① 申し込み
インターネットやアプリ、町中に設置されている無人契約機などから申し込みます 。
氏名や勤務先などの個人情報を記入しましょう。
タッチパネルで簡単に操作できるので、初めて利用するときでも安心です。
消費者金融のカードローンは、無人契約機から申し込むと、数十分かかる場合もあります。
事前にネットから仮審査を受けておけば、スムーズに審査が終わるのでおすすめです。
② 必要書類の提出
運転免許証や健康保険証などの本人確認書類や、給与明細・源泉徴収票などの収入証明書などを提出します。
Web経由やアプリからだと、カメラで撮影してアップロードするのが一般的です。
③ 審査
提出した情報をもとに、審査が行われます。
サービスによってはオペレーターからの着信や、アプリ画面でのチャットのやりとりで聞きとりも。
勤務先への在籍確認も行われます。
在籍確認は電話の場合が多く、消費者金融名ではなく個人名でかかってくるので安心してください。
④ 契約
契約手続きが行われます。
⑤ 借り入れ
無事に契約が終われば、ローンカードの発行や、カードレスのアプリ上で確認完了です。
無人契約機に併設されているATMや、提携中の銀行・コンビニATMで現金を引き出せます。
成人年齢引き下げで未成年の学生でもお金を借りられるようになる?
成人年齢の引き下げが行われるものの、今までと同じく、未成年の学生はお金を借りられない現状が続きます。
2022年4月から、20歳だった成人年齢を18歳からにすると、民法が改正されました。
例えば18歳から親の同意がなくても、クレジットカードの契約や生命保険や損害保険に加入できます。
大手銀行のカードローンは、20歳以上が利用可能としている現在の条件を、そのまま継続するとわかりました。
大手銀行の三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、それにりそな銀行は、カードローンについて20歳以上が利用可能とする現在の条件を維持する方針です。
成人した学生でも審査に通りにくい場合が多いため、成人年齢引き下げの影響は、ほぼないと言っていいでしょう。
ただ消費者金融に関しては、12.4%の業者が18~19歳の学生を貸付対象にすると、日本貸金業協会の調査で発表されています。
参考: 若年層の顧客に対する貸付方針・取組状況等に関する調査結果(2021年度調査)|日本貸金業協会
成人年齢引き下げで、親や親権者の同意なしで借りられる業者も出てくる可能性があるので、もし利用するなら細心の注意が必要です。
金融庁と日本貸金業協会は、20歳未満に貸し付けするときには、金額に関係なく収入証明書を確認するように求めています。
実際に2022年4月以降、収入証明書の取得や親への確認を実施する業者は増加するため、簡単に借り入れできるわけではありません。
参考: 若年層の顧客に対する貸付方針・取組状況等に関する調査結果(2021年度調査)|日本貸金業協会
もし現在18~19歳の学生で、借り入れできる業者を見つけても、「怪しいな」と思ったら近づかないといった対策をする必要があります。
返済できない契約を結んでしまっても、自分で責任をとらないといけない自覚を持ちましょう。
高校生がお金を借りられる方法や金融機関はない
高校生がお金を借りられる方法や金融機関はありません。
消費者金融や銀行などの金融機関は、安定した収入がなく、踏み倒しされる可能性もある高校生にはローンを契約しないのです。
また民法5条では、中学生や高校生の未成年が借入をした場合、親権者(通常は親)の取り消しを認めています。
民法第5条:[未成年者の法律行為]
(1)未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない。 ただし、単に権利を得、又は義務を免れる法律行為については、この限りでない。
(2)前項の規定に反する法律行為は、取り消すことができる。
引用元:民法|e–GOV 法令検索
あとで契約を無かったとされるのも、金融機関からするとリスクでしかないので、高校生には貸し付けをしません。
学歴や年齢などの個人情報をごまかしても、審査で落とされるのでやめておきましょう。
未成年が親の同意書なしで借りるのは不可能なので、もしお金を借りたいなら、親に借りたい理由を話して相談してみてください。
「発売日に絶対欲しいゲームソフトがある」「友達と高校のうちに旅行に行きたい」「アーティストのライブに行きたい」など、隠さない方があとで問題になりにくいです。
理由によっては親からお金を借りることもできるかもしれません。
また友達からお金を借りるのは、トラブルになる可能性が高いので、やめておきましょう。
学生がお金を借りる時に解消したい疑問点
お金を借りたいけれど、学生だと不安に感じる部分も多いでしょう。
実際にお金を借りる前に解消しておきたい主な疑問点を、以下に挙げてみました。
- 借り入れが親や学校にバレる可能性はある?
- お金を借りると就職活動に影響は出る?
- もし借りたお金を返せなくなったらどうすればいい?
- アルバイトを始めたばかりの学生でも借りられる?
- 返済は学校を卒業してからでもできる?
お金を借りる前に、できるだけ疑問や不安は解消しておきましょう。
以下で詳細を解説していきます。
借り入れが親や学校にバレる可能性はある?
借り入れが親や学校にバレる可能性は、未成年で借り入れしたときや、借入方法によってはあります。
高校を卒業した20歳未満の学生は、申し込みのときに親や親権者の同意書を求められる場合があるので注意してください。
また奨学金を借りる場合は、親や学校の介入なく申請を終わらせるのは難しいでしょう。
もし誰にもバレずにお金を借りるなら、高校を卒業してから数ヶ月アルバイトをし、消費者金融やクレジットカードのキャッシング枠を利用してみてください。
お金を借りると就職活動に影響は出る?
お金を借りて就職活動に影響が出るのは、返済の滞った借入先が希望する会社の場合です。
銀行やクレジットカード会社などの金融機関は、顧客の自社での借入状況を確認できます。
そのため金融機関に就職したいなら、特に返済トラブルには注意をしましょう。
ただ奨学金の借り入れをしていたり、クレジットカードの支払いがあったりなど、借金をしているのはごく自然な状況です。
借り入れをしていても就職活動に影響の出る可能性は低いので、不安に思う必要はありません。
もし借りたお金を返せなくなったらどうすればいい?
借りたお金を返せなくなった場合や支払いが遅れそうな場合は、できるだけ早く借入先に連絡しましょう。
返せないからといって放っておくと、信用情報に傷がつき、新車や新居の購入・クレジットカードの新規発行などが難しくなってしまいます。
借入先からお金を返すよう、電話や郵便・メールなどの連絡「督促」が始まるだけでなく、遅延損害金が加算されて返済額も増える事態に。
返せない状況を正直に相談すれば、支払金額や返済方法を変更してもらえる可能性があるので、早期の連絡は必須です。
アルバイトを始めたばかりの学生でも借りられる?
アルバイトを始めて数週間~1ヶ月ほどと、時間があまり経っていない場合、借り入れの審査に通過しない可能性もあります。
申込者に返済能力があるかどうかをチェックし、貸し倒れのリスクを避けるのが一般的な金融機関です。
アルバイトを始めたばかりだと、「安定して継続的な収入がない」と判断される場合があります。
そのため借り入れするなら、まずアルバイトをして最低でも3ヶ月は経過してからにしましょう。
どうしても緊急にお金が必要なら、ブランド品や電子機器などを質屋に入れる選択肢もあります。
返済は学校を卒業してからでもできる?
学校を卒業してから返済を始められる借入方法もあります。
例えば内定者向けローンは、就職してから数年以内に返済期間が設定されているものも多いです。
また奨学金にも、在学期間中は利息だけを支払い、卒業後に借入金額を返済していく制度があります。
就職してから生活が苦しいと、返済を遅らせてもらえる場合も。
お金が必要ではあるものの、在学期間中には返せない可能性が高いなら、卒業後に返済がスタートする方法を選んでみてください。
学生にもお金を借りる方法はある!返済計画をしっかり立てて借りよう
学生でもお金を借りる方法はありますが、返済計画をしっかり立てて借り入れしましょう。
成人年齢引き下げの影響もあり、今後18~19歳の学生でも、借り入れできる業者が増えてくる可能性もあります。
ただ責任を自分でとる必要があり、返済が滞れば、就職活動や新車・新居を購入する際に悪影響を及ぼす場合もあると覚えておきましょう。
返済に追われて必死で働いたり、近づいてくる引き落とし日を恐れたりなど、生活が苦しくなってしまうかもしれません。
とはいうものの、借り入れを過度に恐れないでください。
金利を抑えて借り入れできる消費者金融や、返済期間の長い奨学金など、安全性の高い方法もあります。
返済計画を立てた上で、自分に合った借入方法を選ぶのが、何よりも大切です。